軽井沢旅行2日目(9月4日)

別所温泉発10:04の上田電鉄で上田へ。小諸に行くしなの鉄道は、上田発11:27で40分以上待ち時間があったのでタリーズでコーヒーを飲みながら時間をつぶしました。

昼食は、小諸城址懐古園の前にある「草笛・小諸本店」で、本店限定の藤村ソバ。天ぷら・とろろ・山菜がのっていてボリューム満点です。

小諸城址懐古園の中には、懐古神社・徴古館・小諸義塾記念館・藤村記念館・小山敬三美術館・動物園(閉館中)などがあります。雨が降ってきたので、小山敬三美術館で雨が止むまで、絵の鑑賞。

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小諸発14:54のしなの鉄道で軽井沢へ。雨が降りそうだったのでタクシーで今夜の宿泊先・小瀬温泉ホテルへ直行。大浴場の湯は少し熱く(昨日の別所温泉は少しぬるめで夏には丁度よかった)、エアコンもない(森の中にあるので自然の風が涼しいのだが)ので身体を冷やすのに時間がかかりました。ちなみに、翌朝に貸切露天風呂を利用したのですが、露天ということで湯温は丁度よかったです。

フランス料理風夕食なのでワインでチビリチビリ。

軽井沢旅行1日目(9月3日)

大宮発9:58の「はくたか557号」で上田へ行く。コロナの影響で新幹線は予想通りガラガラ。

上田といえば、真田一族の上田城ね。真田昌幸千曲川沿いの断崖や高低差などの自然地形を生かして築城。徳川の大軍を二度も撃破した上田合戦は歴史好きなら誰でも知っているお話。東虎口櫓門→西櫓→真田神社→真田井戸→尼ヶ淵→本丸跡→上田市立博物館→二の丸堀跡と見て回りました。

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信州信濃といえば蕎麦が名物なので、上田城大手門前にある『草笛・上田店』で盛り蕎麦に野菜天ぷらの昼食。

狭い町なので歩いて行こうかと思ったのですが、熱中症になる恐れがあるのでタクシーを呼んでもらって池波正太郎真田太平記館へ。池波正太郎の代表作のひとつである「真田太平記」に関する文学館です。シアターで関連映像作品(4メニュー)を全て観て、上田発14:57の上田電鉄別所温泉へ。去年の大雨で鉄道の千曲川橋梁が流され、橋向までバスで振替輸送

今夜の宿泊場所・かしわや本店で一服した後、近くの北向観音安楽寺散策。『男はつらいよ 寅次郎純情詩集』のロケ地となった場所です。宿に戻ってゆっくり温泉につかり、地酒をチビリチビリと飲みながら夕食。鯉のあら煮は美味かったなァ。

涼しくならないC級ホラー

録画していた『ヘル・フライト-乗客消失-』(2019年/監督:マッシミリアーノ・チェルキ)を観る。飛行中の旅客機から乗客が次々に消えていく恐怖を描いた劇場未公開のホラーです。

ロンドン行の飛行機の中で新婚旅行中の乗客のひとりが消えます。同乗していた航空保安官のアダム(マイケル・パレ)が機内の捜索を開始。その後も乗客は消え続け、操縦士まで消えたことから……

適当な物語展開でツッ込みどころ満載。航空保安官と悪魔の戦いなんて、ツッ込む気もしません。この手の映画には可愛い子ちゃんがひとりぐらい出ているんですが、出演している女優はブスばかり。特にCA役の女優二人は酷いねえ。厚化粧のオバサンで、泣いたら目の周りはパンダですよ。目の保養もなく、お寒い映画ですが、涼しくはなりませ~ん。

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軽井沢まで旅行に行くので、日記は6日まで休みま~す。

残暑だ、ホラーだ

録画していた『ミラーズ』(2008年/監督:アレクサンドル・アジャ)を観る。呪われた鏡に立ち向かう男を描いたサスペンスホラーです。

誤射で同僚を殺してしまった元刑事のベン(キーファー・サザーランド)は、大火災によって廃墟となったデパートの夜警の仕事に就きます。デパートにあった鏡に触れてから、彼の周囲で異常な出来事が頻発。彼の前任者たちは、いずれも不可解な死を遂げており、ベンは事件の解明に乗り出しますが……

火事で焼け残ったデパートのセットなどは丁寧に作られていてB級作品とは思えないほど。グロいシーンを適度に折り込み、飽きさせないのもグッド。だけど、悪魔の正体がわかってからのサスペンスは今イチ。最後のオチもピンときません。サザーランドはジャック・バウアーなみに悪魔と戦うのですが、鏡の中の世界に行ったんじゃあ、悪魔は死ななかったのか?……

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キング関連で

録画していた『シークレット・ウインドウ』(2004年/監督:デヴィッド・コープ)を観る。ジョニー・デップが主演したスティーヴン・キング原作のサスペンスホラーです。

妻アミー(マリア・ベロ)と別居中の作家モート(ジョニー・デップ)は離婚問題を抱えており、執筆がすすみません。そんな中、シューター(ジョン・タトゥーロ)という男が現れ、「秘密の窓」という小説は自分が書いたもので、盗作を認めろと強要。最初はその訴えを軽くあしらっていたモートですが、愛犬が殺されたりして周囲に不可解な事件が発生。シューターの執拗な訪問だけでなく、妻の愛人テッド(ティモシー・ハットン)の存在など煩わしいこともあって、精神的に追い詰められていき……

原作は読んでいませんが、途中でシューターがモートの二重人格ではないかということが薄々わかります。ジョニー・デップのエキセントリックな持ち味は出ていますが、心理的に追い詰められていく動機が弱い(表現しきれていない)のは否めません。映像面においても、ホラーとしてのショック度が低いのが残念で~す。

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二部作なので

録画していた『IT/イットTHE END“それ”が見えたら、終わり』(監督:アンディ・ムスキエティ)を観る。スティーヴン・キング原作のホラー『IT/イット“それ”が見えたら、終わり』(2017年)の続編にして完結編です。

田舎町デリーで27年前と同様な児童失踪事件が発生。ルーザーズ・クラブのメンバーでただ1人デリーに残っていたマイク(イザイア・ムスタファ)は、かつての仲間ビル(ジェームズ・マカヴォイ)、ベバリー(ジェシカ・チャスティン)、リッチー(ビル・ヘイダー)、ベン(ジェイ・ライアン)、エディ(ジェームズ・ランソン)、スタンリーに悪霊ピエロのペニーワイズ(ビル・スカルスガルド)が再び町に戻ってきたことを知らせます。大人になったルーザーズ・クラブの面々は27年前の約束を果たすべくデリーの町で再会しますが、スタンリーはマイクからの知らせを受けて自殺しており……

原作は過去と現在が並行して描かれているのですが、映画では子ども時代の過去と大人になった現在の二部作で描かれています。ホラーといっても前作が『スタンド・バイ・ミー』的な少年物語だったのに対して、今回は純粋ホラー。小さい手がウジャウジャ、裸の巨大老婆、物体X、巨大クモ、べろべろゾンビなど造形が派手な見世物映画化しています。過去のシーンも出てくるので、子役と大人の俳優の比較が楽しめましたな。前作は単独でも成立していましたが、本作は前作とのセットでないと成立しませ~ん。

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今週の放送映画

日曜日は、今週テレビで放映される映画をチェック。

本日は、BS日テレ:『TAXi』、BS朝日:『ラスト・アクション・ヒーロー』、BS-TBS:『マクリントック

31日(月)は、日本テレビ:『わたしは、ダニエル・ブレイク』、テレビ東京:『プラスティック』、BSプレミアム:『オペラ座の怪人』『ピンポン』

1日(火)は、テレビ東京:『絶対×絶命』、フジテレビ:『マッドマックス』、BSプレミアム:『助太刀屋助六』、BS-TBS:『007/ユア・アイズ・オンリー

2日(水)は、テレビ東京:『アジャストメント』、BSプレミアム:『嵐を呼ぶ男』、BSテレ東:『続夕陽のガンマン』『ラストスタンド

3日(木)は、テレビ東京:『クラッシュ・ダイブⅡ/沈黙の潜水艦』、BSプレミアム:『鉄道員

4日(金)は、日本テレビ:『君の膵臓をたべたい』、テレビ東京:『弾突 DANTOTSU』、BSプレミアム:『拳銃王』

5日(土)は、テレビ東京:『摩天楼はバラ色に』、BS日テレ:『ワイルド・スピード×3 TOKYO DRIFT』、BS-TBS:『ジャッカル』、BSテレ東:『男はつらいよ 翔んでる寅次郎』、BS12:『グラン・ブルー』が放映されます。

ジョン・ウェイン主演の『マクリントック』は、暑くて頭がボーとしている時には何も考えずに楽しめるお気楽西部劇。

東京が舞台の『ワイルド・スピード×3 TOKYO DRIFT』には、千葉真一がヤクザのボスで出演しているだけでなく、北川景子妻夫木聡柴田理恵真木よう子小錦波岡一喜などがカメオ出演しています。

ガストン・ルルー原作の『オペラ座の怪人』は何度も映画化されていますが、今週放送の『オペラ座の怪人』(2004年/監督:ジョエル・シュワッカー)は、それまでの作品と異なり、劇団四季でもお馴染みな大ヒット・ミュージカルをベースにしたもの。主演のジェラルド・バトラーも自分で歌っています。でもって、画像は私が初めてオペラ座の怪人を知った1925年の『オペラの怪人』のロン・チャニー。メイキャップが不気味で、私にとってオペラ座の怪人といえばロン・チャニーで~す。

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