キング関連で

録画していた『シークレット・ウインドウ』(2004年/監督:デヴィッド・コープ)を観る。ジョニー・デップが主演したスティーヴン・キング原作のサスペンスホラーです。

妻アミー(マリア・ベロ)と別居中の作家モート(ジョニー・デップ)は離婚問題を抱えており、執筆がすすみません。そんな中、シューター(ジョン・タトゥーロ)という男が現れ、「秘密の窓」という小説は自分が書いたもので、盗作を認めろと強要。最初はその訴えを軽くあしらっていたモートですが、愛犬が殺されたりして周囲に不可解な事件が発生。シューターの執拗な訪問だけでなく、妻の愛人テッド(ティモシー・ハットン)の存在など煩わしいこともあって、精神的に追い詰められていき……

原作は読んでいませんが、途中でシューターがモートの二重人格ではないかということが薄々わかります。ジョニー・デップのエキセントリックな持ち味は出ていますが、心理的に追い詰められていく動機が弱い(表現しきれていない)のは否めません。映像面においても、ホラーとしてのショック度が低いのが残念で~す。

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