巨星ジーグフェルド

nostalji2005-05-05

先日購入したDVD『巨星ジーグフェルド』(1936年/監督:ロバート・Z・レナード)を観る。今や伝説の興行士となったフローレンツ・ジーグフェルドの半生を描いた伝記ミュージカルです。MGMが総力をあげて壮大なセットを組み、大量の芸人を結集した大作で、1936年度のアカデミー賞で、作品賞・主演女優賞・ミュージカル監督賞を受賞しました。主演女優賞を獲ったルイーゼ・ライナーは、最初の方は巧いとは思わなかったのですが、ウィリアム・パウエルジーグフェルド役)に再婚を祝う電話するシーンだけは名演技で、印象強いものになっています。この作品に出演した本物のジーグフェルドのスターはファニー・ブライスとハリエット・フォクターの二人だけですが、ジーグフェルド・フォーリーズの豪華絢爛な舞台を再現しただけで満足です。特に、直径70フィート、175段のらせん階段がついた渦巻型の塔がそびえ立ち、その巨大な渦巻が回ると同時にデニス・モーガンが82人の歌手、ダンサーともに歌いはじめる「美女のメロディー」のシーンは、圧巻を超えて空前絶後で〜す。
画像は、「美女のメロディー」のシーン。
HP:放出美級迷画座に「ミュージカル映画」を追加アップ⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/mugikal/mugik104.htm