伝説的なバッター

nostalji2005-08-23

検便受検者の結果をもらいに保健所へ。夏祭りで、ヤキソバやフランクフルトの模擬店を出すので担当者の検便が義務づけられているんですよ。食品工場では検便のことをラッキー・チェックと言っていたなァ。
会合などの待ち合わせ時間にシコシコ読んでいた、辺見じゅん:著の『大下弘 虹の生涯』(文春文庫:1999年11月10日第1刷発行)を読了。“川上の赤バット、大下の青バット”で名前は子供の頃から知っていましたが、凄さについては印象に残っていないんですよね。大下をリアルタイムで見たのは、西鉄日本シリーズで巨人を三連覇した晩年の頃で、稲尾や中西が強烈な存在でした。大下は練習しないことが有名(実際は隠れて練習していた)で、二日酔いでもホームランを打ったとか、色々な逸話が伝わっています。徹夜マージャンした翌日のデイゲームで7打数7安打という記録を残し、「ボールが三つに見えたので、真ん中のボールを打ったら全てヒットになった」という談話が載っていましたが、ホラ話でも現実味を持っているところが伝説の面白さですね。最近のプロ野球が面白くないのは、伝説を生むような選手がいないからかもしれません。
ブックオフ”に立ち寄り、本堂淳一郎の『広島ヤクザ伝』を購入。