10年前は……

nostalji2006-10-29

天気が良かったので、カミさんと散歩がてらコスモスを撮りに行く。2〜3年前はコスモス祭りが開かれ、大々的に栽培されていたのですが、最近は小規模になりました。それでも、2面の畑一杯に咲いているコスモスは綺麗ですね。白にピンクに、最近は赤いのまであります。メキシコが原産だなんて、知らなかったなァ。
調べ事があって、10年前の日記をひっぱり出す。当時はワープロで日記をつけていたのですが、インクリボン不要の感熱紙で印刷したものだから、現在では文字が薄く消えかかっています。あと数年のうちには、完全に読めなくなるでしょう。保存していたフロッピーは廃棄したので、重要項目だけは転記しておく必要が出てきました。といっても、くだらないことばかり書いているので、転記項目はそんなにありませんけどね。
ちなみに、1996年10月29日は火曜日で、天気は晴れです。仕事以外の記載事項としては、“いとうせいこう:著の『全文掲載』(新潮文庫)を読む。内容もさることながら、文章スタイルにも世代間ギャップを感じ、読みづらいエッセイだ。結局、感覚的についていけず、飛ばし読みのあげく放りだす”とあるけど、どんな内容だったか全然思い出せません。転記する必要なし。
女子フィギュアスケートアメリカGPを見た後、日曜洋画劇場で『亡国のイージス』を観て本日は終り。
アメリカGPは、安藤美姫が完璧な演技で優勝。安藤美姫トリノで挫折を味わって、精神的に成長しましたね。4回転ジャンプへのこだわりを捨てたことで逆にジャンプに安定感ができ、さらに新しいステップなどジャンプ以外の技が華麗になってきました。期待の浅田真央は、ステップからのトリプルアクセルという高難度の技が失敗し、精神的にガタガタっときたようです。まだ若いのだから、失敗を恐れずこれからも挑戦して欲しいです。
亡国のイージス』(2005年/監督:阪本順治)は、細部には問題があっても全体的には面白い作品でした。邦画特有の人情への執着がなく、サスペンスが途切れなかったのが良かったです。