毒婦というより

nostalji2007-08-09

録画していた『毒婦高橋お伝』(1958年・新東宝/監督:中川信夫)を観る。高橋お伝は実在の人物で、山田朝右衛門によって斬首されたことで有名です。お墓は谷中霊園にあります。映画の方は、病床の夫の治療費と、捨てた娘の養育費を稼ぐために悪の道に入ったお伝(若杉嘉津子)が、ふとしたことから運命に翻弄されていく物語となっています。毒婦というより、絶望的な情念あふれる愚かで哀れな女ですね。若杉嘉津子には、どこか退廃的な魅力があって、この手の役が似合っていま〜す。画像は、『毒婦高橋お伝』の若杉嘉津子と明智十三郎。
PS2で『信長の野望・蒼天録』をプレイ。北条早雲は1519年に史実通りに死亡してエンド。氏綱という世継はいても特撰カスタマイズでは継続できないことがわかりました。クリアするにはプレイ期間が長くできる武将ということになりますね。