50年前の今日:大町第二号トンネル貫通

大町第二号トンネルというのは、黒部第四発電所の建設のための資材を運ぶ工事用トンネル。途中に破砕帯の難関があって、死者もでるという難工事だったんですよ。このトンネル工事を題材にしたのが、映画『黒部の太陽』(1968年/監督:熊井啓)でした。石原プロ三船プロが提携して、3億9千万円をかけた大作でしたが、邦画5社の協力が得られず配給には苦労したようです。友人から貰ったチケット(エキストラで出演したバイト代と言っていたけど……?)で観に行ったのですが、確か洋画系の映画館じゃなかったかなァ。当時、邦画5社はスター・プロを目の敵にしていましたね。