二二六ということで

nostalji2008-02-26

画像は、『宴』のレコードジャケット。同名映画(1967年・松竹/監督:五所平之助)の主題歌です。『宴』は、愛する人(兄の友人の青年将校)と別れて旧家(観世流謡学家)に嫁いだ人妻が、二二六の直前に、互いに秘めていた愛を確認するというメロドラマでした。岩下志麻(人妻)と中山仁青年将校)の映画は未見ですが、小山明子(人妻)と高橋幸治青年将校)のテレビ版(日本テレビ系列で1966年11月4日〜67年1月27日放送)は母が観ていたので知っているんですよ。
主題歌(岩下志麻の台詞入り)は中山仁が歌っています。中山仁が最も旬の頃でしたね。B面の「昭和維新の歌」はテレビ版でも流れていましたから、オリジナルでなく当時の青年将校の間で歌われていたものだと思います。♪〜混濁の世に吾立てば、義憤に燃えて血汐湧く〜