暑い時はホラー

nostalji2008-07-12

朝イチで昨日の日記をアップ。昨夜の帰りは、そんなに遅くなかったのですが、アルコールがはいると何もする気がせず、テレビを見て寝てしまいました。
今日は昨日よりも暑い1日となり、録画していた『スパイダーパニック!』と『吸血髑髏船』を観る。『スパイダーパニック!』(2002年/監督:エロリー・エルカイエム)は産業廃棄物で巨大化したクモが人間を襲うB級ホラー。SFXの進歩でクモの動きがよくなったくらいで目新しさはありません。まともなホラーにしても最近は誰も怖がらなくなっているので、コメディ色の強いものになっていますね。笑いをとることに重点をおいて、クモに襲われて逃げ込む場所も、クモ退治の方法も実に安直で〜す。
『吸血髑髏船』(1968年・松竹/監督:松野宏軌)は、金塊強奪のために貨物船を襲って乗組員を皆殺しにした5人組が松岡きっこに復讐される物語?なんですが、辻褄のあわないことが多すぎます。下飯坂菊馬と小林久三がシナリオを担当していますが、二人の狙いが噛み合わなかったような気がしますね。姉の怨霊が妹に乗り移って復讐していく展開だったらスッキリするのですが、西村晃に不気味演技をさせるために無理して話を作っています。ムードだけで作った怪奇映画で〜す。