ビデオで『キリング・ボックス』（１９９３年／監督：ジョージ・ヒッケンルーパー）を観る。南北戦争のさなか、悪霊が全滅した南軍小隊を蘇らせて人間に復讐を開始するというホラー西部劇です。この悪霊というのが、アフリカから奴隷商人に乗り移ってやってきたもので、洞窟に封じ込められていたんですが、砲撃で出口が開いて全滅した南軍の副隊長に乗り移ったんですね。北軍の調査隊の中に、先祖が悪霊退治した奴隷女がいて、悪霊の弱点を教えるんですな。日光、銀、清水が弱点で、銀で作った弾丸と銃剣で悪霊退治します。バンパイアと同じなんて、工夫が足りませんねェ。全体的にダラダラした演出で、恐怖感があまりなく、スプラッターも中途半端な退屈なホラーです。
ちなみに、“キリング・ボックス”とは、四方を敵に囲まれ全滅になる状態とのこと。主演のエイドリアン・パスダーは『ＨＥＲＯＥＳ』のネイサンだと気づきました。
昨日は、同居している息子（長男）がニューヨーク勤務となり、見送りに成田空港へ。今日からカミさんと二人、晩婚生活で〜す。
