本日もまた

nostalji2008-10-14

録画保存していたテレビ西部劇『バージニアン』を観る。売れる前のライアン・オニールが出演していた父と息子の葛藤を描いたエピソードと、自殺した娘の復讐にやってきた東部の貴婦人のエピソードね。前の方のエピソードでは、バージニアンは一度顔を見せるだけで殆ど登場せず、トランパスが中心になって物語が展開していきます。逆に後の方のエピソードでは、レギュラー陣で登場するのはバージニアンとベッツィーだけ。ロケの多いテレビ西部劇としては初めての90分番組で、8日間で2エピソードをまとめて撮影するという過密なスケジュールのため、役者の配分を考えたのでしょうね。
画像は、ライアン・オニール。主役の一人として出演したTVドラマ『ペイトン・プレース物語』で人気が出て、映画『ある愛の詩』で世界的スターになりましたね。『バージニアン』でも、父親に従順なおっとりした二枚目半というキャラを演じていました。
峰岸徹さんが亡くなる。享年65歳。早逝した日活の赤木圭一郎に風貌が似ていたことから、大映が第2の赤木として売り出そうとした峰岸隆之介の頃より、最近の傍役作品の方が印象に残っていますね。60歳を過ぎてから役者としてどんどん良くなっていったので、残念な気がします。