日本初の少年週刊誌、『少年マガジン』と『少年サンデー』が創刊されました。創刊時は読み物にもページがさかれていましたが、少年たちの興味はマンガ。それまでは、“シルバー・クロス、危うし！（つづく）”となれば、１ヶ月待って、その続きを読むペースだったのですが、“海の王子、危うし！（つづく）”では、１週間後には物語が展開していくのですから、マンガにおける時間の感覚を変える大事件だったわけです。
そして、その後次々に創刊されていったマンガ週刊誌は、子供だけでなく大人にも影響を与える日本のマンガ文化の中心になっていきましたね。現在では総理大臣の愛読書がマンガという時代となったのです。
