韓医学をドラマで

nostalji2009-04-01

テレ玉の新番組として韓国ドラマ『ホジュン』が始まる。ホジュンは実在人物で、朝鮮独自の医学(韓医学)を集大成した「東医宝鑑」を作成した大医学者ね。BSイレブンで毎月曜〜水曜に放送されているものを録画して観ているのですが、初回を観ていなかったのでね。以前は、BS朝日でも放送されたことがあり、CATVのホームドラマチャンネルでも現在放送されていますね。放映権利関係はどうなっているのだろう?
韓医学を扱ったドラマには、他に『太陽人イ・ジェマ』(現在BS日テレで放送中)や『チャングムの誓い』などがありますが、韓医学というのは“医食同源”思想ですな。治療法は病状に応じて、朝鮮半島に自生する薬草を煎じて飲まし、後は食事療法ね。薬草についての知識が増えますよ。源流は漢方なんですが、朝鮮の風土にあわせてアレンジしていった感じです。日本も江戸時代までの医学は漢方ですが、この手の名医時代劇がないですね。『赤ひげ』や『華岡青洲の妻』は漢方じゃないし、西洋医学偏重のせいかなァ。
カミさんは朝から韓ドラばかり見ています(私も時々ながら見している)が、BS朝日で毎日放送している『王の女』は『ホジュン』と同時代なんですね。日本では豊臣秀吉朝鮮出兵の時代で、秀吉が韓国語で武将たちに命令するのは笑えま〜す。