題材不足で

nostalji2014-10-15

韓国時代劇『チャン・オクチョン』(BSジャパン)が終わり、『ホジュン』(テレビ東京)が始まっている。
『チャン・オクチョン』に出てくるチャン禧嬪(キム・テヒ)は、終始良い人ね。粛宗(ユ・アイン)も一途にチャン禧嬪を愛し続けています。息子ユン(後の景宗)の天然痘を治すための祈祷が、仁顕王妃(ホン・スヒョン)を呪詛したものとされて賜死するのね。官僚たちの突き上げに苦悩する粛宗を救うために自ら毒を飲むのです。『トンイ』では善意の見本だったチェ淑嬪(ハン・スンヨン)が野心に燃える悪意の塊で、チャン禧嬪を嵌めます。治癒の祈祷に藁人形を使うなど常識的におかしいところがあったり、チェ淑嬪の息子グム(後の英祖)が生まれていなかったりと、史実的にもおかしいところだらけですが、真逆の設定には感心しました。画像は、キム・テヒとユ・アイン。
ホジュン』は、チョン・グァンニョルが主演した『ホジュン〜宮廷医官への道』のリメイク。現在放送中の『インス大妃』(BS−TBS)は『王と妃』のリメイクであり、韓国時代劇も題材不足になってきましたねェ。