材料はテレビから

nostalji2009-12-16

録画していた『ゲット スマート』(2008年/監督:ピーター・シーガル)を観る。ドジな情報員スマート(スティーブ・カレル)と相棒の99号(アン・ハサウェイ)が活躍する1960年代の人気テレビドラマ『それ行けスマート』のリメイク映画です。世界征服を企てる犯罪組織カオスに本部を攻撃されて情報員の情報が全て漏れてしまった情報機関コントロールは、顔の知られていないスマートと整形したばかりの99号にカオスの陰謀探索を命じるんですな。テーマ曲とタイトルシーンに懐かしさを覚えましたよ。スマートの本質を見抜いて?信頼している?チーフ(アラン・アーキン)や、とんでもないところから姿を現す13号(ビル・マーレイ)など、テレビでも馴染みのキャラが登場するのもね。爆笑まではいきませんが、とぼけた味わいがあって楽しめました。
画像は、『それ行けスマート』のスマート(ドン・アダムス)と99号(バーバラ・フェルドン)ね。写真に写っていたアン・ハサウェイの整形前の顔がバーバラ・フェルドンだったのは笑えましたよ。テレビの吹替えでは、悪の組織がケイオスだったので何のことかわからなかったのですが、カオスと知ってやっと理解できました。コントロールとカオスか。ちなみにドン・アダムスの声は藤村有弘がアテており、スマートのキャラと合致して吹替えの面白さが出ていましたねェ。