文藝別冊の『小沢昭一・芸能者的こころ』(河出書房新社:2010年6月30日初版発行)を読了。小沢昭一についての著名人32人のエッセイは、結婚式の祝辞みたいなもので、面白味はありません。だけど、大竹まこととの対談や、藤本義一や妻木松吉とのトークショーは面白かったです。映画にしてもテレビにしても、軽薄短小のものばかりになっていますが、視聴者の見るレベル、想像するレベル下がっているのは事実ですね。レベルの下がった視聴者にあわせて、作品や番組を作っていくのだから、みんなバカになる。日本人は衆愚の塊となって、この先どうなっていくのだろう。それにしても、小沢昭一は稀才だ。
閑な時は、PS3で『レッド・デッド・リデンプション』をプレイ。ポクポク、馬で旅しながら射撃や狩猟のチャレンジをしています。レベルアップに時間がかかっていますが、慌てることもないしね。