メンバーが揃っていても

nostalji2010-11-16

ビデオで『ホワイト・バッファロー』(1977年/監督:J・リー・トンプソン)を観る。ワイルド・ビル・ヒコック(チャールズ・ブロンソン)とクレージー・ホース(ウィル・サンプソン)が、背丈3メートル・体重1500キロという巨大で凶暴なホワイト・バッファローの狩猟をする冒険西部劇です。まず、ブロンソンのワイルド・ビル・ヒコックというのが気に入りません。ヒコックのイメージとあまりにも掛離れていますからね。キム・ノバック、スリム・ピケンズ、スチュアート・ホイットマン、クリント・ウォーカー、ジョン・キャラダインといった名の知れたスターが顔を見せていますが、どうでもいいような役で、単なる無駄使いなのが気に入りません。ドスンドスンと走りまわるホワイト・バッファローは、特撮というにはチーピーすぎて気に入りません。監督は冒険アクションでは定評のあるJ・リー・トンプソンで、音楽はジョン・バリーとスタッフも悪くないのですが、西部劇らしい空間的拡がりもなく、魅せる要素のない凡作で〜す。
HP:西部劇シネマ館に「ブロンソンの西部劇」をアップ⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/wstar3/cbw1.htm