考証なんか考えない

nostalji2011-08-13

録画していた『紀元前1万年』(2008年/監督:ローランド・エメリッヒ)を観る。地上波を録画したのは久しぶりでした。地上波での映画放送は少ないですからね。未見のものとなると殆どなくてね。
でもって、『紀元前1万年』ですが、『恐竜100万年』のようなイメージをしていたのですが、全然違いました。騎馬隊が狩猟民族の村を襲い、村人を連れ去ります。若者デレー(スティーブン・ストレイト)は、リーダーのティクティク(クリフ・カーティス)と村人と一緒に攫われた恋人エバレット(カミーラ・ベル)を助けに行きます。マンモスがいる雪の舞う氷河期のような狩猟民族の村から、肉食巨大怪鳥がいる熱帯の森へ、サーベルタイガーのいる農耕民族の村へと追っていくんですな。そして、農耕民族の村でも騎馬隊に村民が連れ去られており、軍団を作って砂漠を越えて彼らの本拠地を見つけます。そこでは、ピラミッドを作るために各地から連れてこられた人々が奴隷として働かされていました。画像は、スティーブン・ストレイトとカミーラ・ベル
季節感、距離感、経過時間など極めてご都合主義ですが、そんなことを気にしていたら楽しめません。ゲームの世界に近いものがありますね。この作品に限らず、最近は映像面の進歩で映画作りがそっちの方にばかり進み、ドラマ部分がどんどんオソマツになっています。果たして映画が進化しているのか疑問で〜す。