昨日の続きで

nostalji2014-07-06

録画していた時代劇『新吾十番勝負・第三部』(1960年・東映/監督:松田定次)を観る。恩師・梅井多門(山形勲)を破った武田一真月形龍之介)を捜して旅をする葵新吾(大川橋蔵)は京都で柳生流・宗田豊之進(岡譲司)を破ったことから柳生一門に狙われます。武田一真と出会ったものの、柳生流・多羅尾平八(戸上城太郎)との立ち合いで手傷を負い、一真との勝負は無残な敗北。かつて世話になった安藤家の綾姫(佐久間良子)の介護で傷が回復した新吾は、自分の未熟さを知り、修行のため中部の山岳地帯へ。道案内の次郎(風間杜夫)の父が自分の偽者に殺されたことを知り、偽者と対決ね。偽者は新吾に敗れた多羅尾たち柳生一門で、新吾の悪評を広めて誘き出して殺そうとしていたのです。
ロングによる雪山の大自然と、スタジオのホリゾントによる新吾の心象風景が見事に調和していて素晴らしい映像美を見せています。テレビ時代劇では味わうことのできない映像ですよ。
画像は、新吾(大川橋蔵)と綾姫(佐久間良子)。綾姫の他に、お縫(大川恵子)やおきく(青山京子)といった新吾に想いを寄せる女性が増えていくので〜す。