録画していた『キャプテン・スーパーマーケット』（１９９２年／監督：サム・ライミ）を観る。『死霊のはらわたⅡ』の続編です。
「死者の書」の邪悪な力によって中世にタイムスリップさせられたアッシュ（ブルース・キャンベル）は、アーサー王（マーカス・ギルバート）に捕えられますが、死霊を殺したことで天からの使者として迎えられます。現代に戻る方法が「死者の書」に記されていると賢者から知らされたアッシュは、封印を解く呪文を教えてもらい、恋人となったシーラ（エンベス・デイビッツ）を残して、呪われた墓地にある「死者の書」を探しに旅立つんですな。
でもって、ブルース・キャンベルがエンジン全開の一人芝居を見せています。小さいアッシュ軍団、双頭のアッシュ、偽者アッシュ、顔が伸びるアッシュ、偽者死霊のアッシュとの戦いはメチャ笑えました。記憶力の悪さからくるマヌケぶりもグッド。今回観たのはディレクターズ・カット版でしたが、劇場版とは異なるエンディングのブッラクユーモアも良かったです。とにかく、『地球の静止する日』や『双頭の殺人鬼』など往年のＢ級ＳＦやホラーのパロディ満載でサム・ライミは楽しんでいますね。好きだなァ、こんな映画。『死霊のはらわたⅡ』でデニス・ビクスラーが演った恋人役でブリジット・フォンダが冒頭でチラッと顔を見せていま〜す。
