スパイ映画は好きなので

nostalji2014-10-17

録画していた『顔のないスパイ』(2011年/監督:マイケル・ブラント)を観る。
ロシアと密接な関係をもつ上院議員が何者かに殺され、その手口から死んだと思われていたロシアの伝説的殺し屋スパイ・カシアスの名が挙がります。CIA長官(マーティン・シーン)は、かつてカシウス率いる暗殺集団カシウス7の追跡に実績を残した元CIAエージェントのポール・ジェファーソン(リチャード・ギア)を呼び戻し、大学でカシウスの研究をしていたFBIの新人捜査官ベン・ギアリー(トファー・グレイス)と組ませるんですな。殺したと思っていたカシウス7の生き残りブルータス(スティーブン・モイヤー)が獄中に生きていることを知ったポールは、ベンと刑務所に行き、カシウスの情報を得ようとしますが……
観客にはカシウスの正体は早めにわかる(意外性はないが)ので、上院議員殺しの犯人、カシウスの行動動機、カシウスの正体が暴かれるのか、といった謎解きが展開していきます。ラストのオチは意外感があってよかったのですが、全体的に演出が平板なのでサスペンスが今イチ盛り上がりませ〜ん。