録画していた『サイコ４』（１９９０年／監督：ミック・ギャリス）を観る。
“母親殺し”をテーマにしたフラン・アンブロース（ＣＣＨ・パウンダー）のラジオ・トーク番組にノーマン・ベイツ（アンソニー・パーキンス）から電話がかかってきます。フランは巧みにノーマンを誘導して、ノーマンがサイコになっていったかを聞きだしますが……
副題が“Ｔｈｅ Ｂｅｇｉｎｎｉｎｇ”で、若きノーマン・ベイツ（ヘンリー・トーマス）と母ノーマ（オリビア・ハッセー）との愛憎が描かれます。『サイコ』が持っていた独特の雰囲気がなく、ホラーとしても中途半端。所詮テレビムーヴィですな。『サイコ』以外は未見だったので、それなりに楽しめましたが、ヒッチコックの映像表現の素晴らしさを改めて感じましたよ。
