B級史劇

nostalji2015-06-26

録画していた『ポンペイ』(2014年/監督:ポール・W・S・アンダーソン)を観る。紀元79年のヴェスヴィオ火山の大噴火によって地中に埋もれたポンペイを舞台にした歴史アクション映画です。
ローマに滅ぼされたケルト人のマイロ(キット・ハリントン)は奴隷剣闘士となってポンペイにやってきます。マイロは町の有力者セヴェルス(ジャレッド・ハリス)の娘カッシア(エミリー・ブラウニング)と知りあい互いに惹かれあいますが、ローマからカッシアに横恋慕している執政官のコルヴス(キーファー・サザーランド)がやってきて結婚を強要するのね。コルヴスはマイロの両親を殺した仇で、マイロを闘技場での試合で殺そうとしますが、ヴェスヴィオ火山が噴火し……
身分違いのラブロマンスにライバル剣闘士(アドウェール・アキノア・アグバエ)との友情、闘技場での壮絶な戦いをヴェスヴィオ火山の大噴火が景気づけです。出演者も海外ドラマでお馴染みの顔ぶれで内容的にはB級作品ですが、CGによる大噴火のスペクタクルは映画ならではの出来映え。その昔、『ポンペイ最後の日』というB級史劇がありましたが、特撮技術だけは格段に進歩しましたねェ。