暗い世紀末

nostalji2015-07-06

録画していた『コロニー5』(2013年/監督:ジェフ・レンフロー)を観る。氷に閉ざされた世界を舞台にした劇場未公開のSF映画です。
温暖化対策のために設置された気象装置の誤作動により地球は厚い雲で覆われ、氷の世界となった地球で生き残った人類は地下で暮らしています。コロニー5からのSOS信号を受け取ったコロニー7のブリッグス(ローレンス・フィッシュバーン)はカイ(シャーロット・サリヴァン)に後を託してサム(ケヴィン・セガーズ)とグレイドン(アッティカス・ミッチェル)を連れてコロニー5の救出へ。コロニー5は野獣と化した食人集団に襲われており、ブリッグスたちは脱出を図りますが、ブリッグスとグレイドンは死に、サムだけがコロニー7へ帰り着きます。しかし、コロニー7は日頃からブリッグスのやり方に反感を持っていたメイソン(ビル・パクストン)がカイの命令に従わず……
ラストは、コロニー7は破壊されますが襲ってきた食人集団を全滅させ、サムが生き残った人たちを率いて気象装置が治って太陽が差し込むエリアへの旅立ちです。物語設定はツッ込みどころがいっぱいですが、食人集団に襲われる恐怖感は伝わってきます。画像は、ケヴィン・セガーズとシャーロット・サリヴァン
昨日紹介した海外ドラマ『ウェイワード・パインズ』も、環境破壊で遺伝子が変化し野獣化して別人種になる2000年後の世界が舞台で、そのことを察知した金持ち科学者が健全遺伝子の人間を冷凍冬眠させてノアの箱舟のごとくウェイワード・パインズで文明再生を図る物語です。人類は環境破壊で滅亡するのかなァ。