邦題の意味するところ

nostalji2015-07-07

録画していた『エリア52』(2011年/監督:ジャスティン・ディックス)を観る。極秘基地で繰り広げられる軍の特殊部隊と超能力者との戦いを描いたSFアクションです。
オーストラリアの砂漠にある極秘基地の地下施設で医学実験によりコントロールのきかなくなった患者兵が脱走。軍の特殊部隊が患者兵抹殺に派遣されます。ロミオ(ディッチ・デイビ)が率いる小隊がエアダクトにいたイヴ(アンバー・クレイトン)という女性を発見します。イヴは死んだはずのロミオの恋人で、記憶を失っているのね。他の部隊は患者兵との戦いで全滅し、保護した科学者シーザー(ニコラス・ベル)から、イヴの死の真相と、この惨劇が超能力を持った兵士を作るために遺伝子操作した結果と知らされます。基地自爆装置が起動し、ロミオは生存者と基地からの脱出を試みますが、イヴが極秘の脳移植を受けていたことから……
エリア51は墜落したUFOから宇宙人を回収したという噂のある基地ですが、題名が『エリア52』となれば想像がつくというものです。超能力者だったイヴは宇宙人の脳の一部を移植されて、さらに強化され、自分に害を及ぼす人間に幻覚を見させてマインドコントロールするんですな。幻覚を見させる宇宙人といえば海外ドラマ『エクスタント』があります。『エクスタント』は、この映画からアイデアを頂いたのかな。
画像は、イヴ役のアンバー・クレイトン。