SFは好きだが

nostalji2015-10-26

録画していた『ダイバージェント』(2014年/監督:ニール・バーガー)を観る。最終戦争から150年後の世界は、性格診断テストにより人類を、勇敢・高潔・平和・無欲・博学の5つの共同体に分類する社会で、5つのどれにもあてはまらない性格の者はダイバージェント(異端者)と呼ばれ、未知の能力を持ち、人類を滅ぼす危険分子とされているのね。
無欲の家庭に育ったベアトリス(シャイリーン・ウッドリー)は性格診断でトーリ(マギーQ)からダイバージェントあることを知らされます。トーリはダイバージェントだった弟が治安を担っている勇敢に殺され、ベアトリスにダイバージェントであることを隠すようにアドバイスするのね。ベアトリスは結果を偽って勇敢に加入します。フォー(テオ・ジェームズ)のもとで戦闘訓練に耐えながら肉体的にも精神的にも成長。博学のリーダーであるジェニーン(ケイト・ウィンスレット)が人類を意のままに操って無欲から政権を奪おうとしていることを知ったベアトリスは……
全体的に安っぽさが目立つ作品で、それを長々(139分)見せられるのは、いささか苦痛です。社会批判はサブで、アクションが主なのですが、シャイリーン・ウッドリーのアクション演技に魅力がなく、はっきり言って観るべきところない作品で〜す。