昨日に続き

nostalji2016-08-23

録画していた『トップ・ハット』(1935年/監督:マーク・サンドリッチ)を観る。アステアとロジャースのコンビ3作目です。
レヴュー・スターのジェリー(フレッド・アステア)はホテルの部屋でタップダンスを踊り、その音がうるさくて眠れない階下の部屋のデール(ジンジャー・ロジャース)が抗議にやってきます。デールを見たジェリーは彼女に一目惚れ。ジェリーとデールは親密になりますが、ジェリーが興行師のホーレス(エドワード・エヴァレット・ホートン)と同室だったことから、デールはジェリーをデールの親友マッジ(ヘレン・ブロデリック)の夫ホーレスと誤解するのね。誤解が誤解を生み、テンヤワンヤの騒ぎとなり……
アーヴィング・バーリンが音楽を担当しており、どの曲も悪くはないんですが、特別印象に残る曲はありません。アステアとロジャースの呼吸はぴったり合っており、踊りに関しては華麗で優美で、文句のつけようがありませんな。花屋のシーンでルシール・ボールが姿を見せており、子どもの頃に『アイ・ラブ・ルーシー』や『ルーシー・ショー』を愉しんだ私としては嬉しかったで〜す。