本日も

nostalji2016-08-24

録画していた『踊らん哉』(1937年/監督:マーク・サンドリッチ)を観る。アステアとロジャースのコンビ7作目です。
バレー界で人気を集めているペトロフフレッド・アステア)は、自分のダンスにクラシックとジャズをうまく組み合わせたいと考えています。そこで目につけたのが、一目惚れしたレビュー・スターのリンダ(ジンジャー・ロジャース)ね。帰米するリンダを追いかけて同じ船に乗り込んだペトロフは彼女にアタック。しかし、二人が秘密結婚しているという噂が広まり……
ロジャースに一目惚れしたアステアが歌と踊りと粋なセリフでロジャースを惹きつけますが、誤解からこんがらかった事情となり、ケンカしながらのラブロマンスを繰り広げるという毎度おなじみの他愛ないお話です。この映画の完成後まもなく急逝したジョージ・ガーシュウィンが音楽を担当しており、セントラルパークでアステアとロジャースが歌い、その後ローラースケートを履いてのダンスとなる「レッツ・コール・ザ・ホウル・シング・オフ」がグッドです。船内の機関室で機関の動力音だけをバックにアステアが踊るタップダンスも良かったよォ。