海外ドラマから

nostalji2016-11-21

録画していた海外ドラマ『フォーリングスカイズ』のシーズン3と、『グリム』のシーズン4を途中から最終回までを一挙観する。
『フォーリングスカイズ』は、スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮によるSFアクションで、スピルバーグのドラマにしては短命に終わらず、シーズン5(本国では2015年に放送)で完了しています。異星人エスフェニにより人類の90%が死滅したアメリカでトム・メイソン(ノア・ワイリー)の家族を中心に異星人との戦いが描かれます。シーズン3では、エスフェニの侵略と戦っている異星人ヴォルムが地球にやってきて人類に味方しますが、ヴォルムが本当に味方なのか疑問を残すところで次シーズンへ。単純な人類VS異星人という構造でなく、異星人に寄生された人類の暗躍、異星人同士の抗争といった新たな展開が加わり、異星人や宇宙船の造形も見どころになっています。
『グリム』は、グリム童話の世界をモチーフに物語が綴られるダーク・サスペンスです。シーズン5の視聴者数が低減し、2017年1月から放送開始されるシーズン6で打切りとのこと。グリム兄弟の末裔である刑事のニック(デヴィッド・ジュントーリ)がベッセンと呼ばれる魔物たちがおこす事件を解決していく1話完結のドラマですが、ベッセンを支配する王家との戦いも並行して描かれます。シーズン4では、人間の姿をして暮らすベッセンの正体を見破る能力(グリム)を失ったニックが、グリムの能力を取り戻すのですが、恋人のジュリエット(ビッツィー・トゥロック)がニックの呪いを解いた副作用でヘクセンビースト(魔女)になり、ニックを憎むようになります。王家の味方となった彼女はニックの母の死を招き、ニックを襲いますが矢に射たれたところで次シーズンへ。1話完結のエピソードが、だんだんつまらなくなって、サイドストーリーに比重が移っていますね。王家のキングがシーズン4の最終話で死に、次シーズンでは新たな敵が現れるのかなァ。