懐かしの図解

nostalji2018-03-18

紀田順一郎:協力、講談社:編の『大伴昌司 秘蔵大図解』(講談社:2014年10月17日第1刷)を読了。大伴昌司が1964年から68年にかけて『週刊少年マガジン』や『ぼくら』に編集・掲載した特集記事の復刻です。SF・怪獣・妖怪から構成されており、読むというより眺めるというのが正解ですな。
昨日読んだ『バルタン星人を知っていますか?』で飯島敏宏が語っていましたが、大伴昌司は円谷プロ講談社の媒介役として“怪獣ブーム”の一翼を担っています。バルタン星人に宇宙忍者という冠をつけたのは大伴昌司だったのね。私が大伴昌司の名前を知ったのも『週刊少年マガジン』でした。
B級SF特撮映画がメディアの歯牙にも掛けられなかった時代から貴重な情報を送り続けていたことは、知る人ぞ知るですが、高く評価されてもいいと思います。少年マガジンの巻頭グラビヤの企画・構成を見ると、少しも古びておらず、今でもワクワクする内容で〜す。
平昌パラリンピックは、女子アルペン回転座位で村岡が銀。アルペン全種目でメダル獲得の快挙です。村岡で始まり、村岡で終わった平昌でしたねェ。