サルタナでなくサンタナ

nostalji2018-03-13

マカロニ西部劇『さすらいの盗っ人野郎・サンタナ』(1970年/監督:ラファエル・ロメロ・マルチェント)を観る。分冊百科マカロニウエスタン傑作映画DVDコレクション”の46号に収録されていたもので、ヤフオクでバラ売りされていたものをゲット。
サンタナ(ジャンニ・ガルコ)とマルコス(ウィリアム・ボガード)は、バートン兄弟に奪われた10万ドルを追っていますが、彼らも保安官に追われる身。廃墟に立て籠もった二人は、カードでマルコスが残ることになり、サンタナは脱出しますが保安官に捕まったマルコスがサンタナと落ち合う場所を教え、サンタナも保安官に捕まります。金の横領をたくらむ悪徳保安官をまるめこみ、三人はバートン兄弟の弟から金を持って逃げた兄フレッドの行方を訊き出します。何とか保安官を倒した二人は、借金取りに渡すのが嫌で農場を放火してきた女マリア(マリア・シルヴァ)と知りあい、フレッドを追って三人でデンバーへ。しかし、10万ドルは凶悪なギャング団がフレッドを殺して奪っており、そうとは知らず、三人はそのギャング団に襲われ……
ジャンニ・ガルコ主演なので “サルタナ”シリーズかと思ったのですが、全く違う別物でした。銃撃戦は頻繁にあるものの、いたってノンビリした展開で緊迫感はありません。ロードムーヴィの面白さを出そうとしたのでしょうが、同じパターンの繰り返しで退屈で〜す。
平昌パラリンピックは、女子アルペン・スーパー複合座位で村岡が銅。頑張ってますね。ここまできたらアルペン全種目でメダルを。