本日も

nostalji2018-09-14

録画していた『イップ・マン:継承』(2016年/監督:ウィルソン・イップ)を観る。イップ・マン(葉問)を主人公に描くカンフーアクション3部作の第3作目です。
1959年の香港、詠春拳の達人イップ・マン(ドニー・イェン)は香港一の武術家として世間にも認められ妻子と平穏に暮らしていましたが、息子が通う小学校が悪徳不動産屋に狙われて起ちあがります。息子の同級生の父親で同じ詠春拳の達人チョン・ティンチ(マックス・チャン)と悪徳不動産屋の手下たちを撃退。小学校買収阻止のために不動産王のフランク(マイク・タイソン)のところへ行ったイップは、ボクシングの達人フランクと対決。イップの腕前を認めたフランクは小学校買収を取りやめます。イップばかりが賞賛されるのを妬んだチョンは、香港の武術家を次々に倒し、自分が詠春拳の本家と名乗ってイップに挑戦。妻(リン・ホン)が癌で余命いくばくもないと知ったイップは妻の傍で過ごすために挑戦に応じませんが……
目玉商品のマイク・タイソンとのバトルは痛み分け。ボクシング対カンフーのアクションレベルとしては、前作のダーレン・シャラヴィとの対決の方が優れていますね。詠春拳対決もマックス・チャンが悪い奴でないので、ボルテージが上がりません。三部作の中で、一番不出来の作品です。ブルース・リーの師匠として世界的に有名なので、物語と関係なく青年ブルース・リー(チャン・クォックワン)が入門してくるのはファン・サービス?