続きで

nostalji2018-09-13

録画していた『イップ・マン:葉問』(2010年/監督:ウィルソン・イップ)を観る。イップ・マン(葉問)の若き日を描いたカンフーアクション3部作の第2作目です。日本では葉問(2011年)→序章(2012年)の順で公開。
1950年、イギリスが統治する香港に移住してきたイップ・マン(ドニー・イェン)は道場を開きますが、香港武術界を仕切るホン(サモ・ハン・キンポー)から因縁をつけられます。イップはホンと対決。イップの実力を認めたホンは警察署長が主催するボクシング大会に招きます。ホンは英国人ボクサーのツイスター(ダーレン・シャラヴィ)と試合し、彼のパンチの前に命を落とすのね。試合後、ツイスターは中国武術を侮辱し、イップは中国武術の誇りと人間としての尊厳を守るためツイスターと闘う決意をし……
中華の円卓テーブル上でのサモ・ハンドニー・イェンのカンフー対決が第一の見せ場、サモ・ハンの壮絶な最期が第二の見せ場、そして、ダーレン・シャラヴィとの異種格闘技がクライマックス。あの太った身体からは想像できないほどサモ・ハンの動きが良いです。デブゴン健在ですな。ボクシングとの試合は体力差があってドニー・イェンはかなり苦戦します。パンチ一発で吹っ飛ばされたりしてね。見応え充分の格闘バトルといえます。物語の基本設定が『ロッキー4』と同じなので新味に欠けますが、悪くない出来です。ブルース・リーの師匠として世界的に有名なので、物語と関係なく少年ブルース・リーを登場させたのはファン・サービス?