土俗モンスター

nostalji2018-09-25

録画していた『BILLABONG ビラボン』(2016年/監督:ルーク・スパーク)を観る。アボリジニの伝説の怪物が襲ってくるというオーストラリア製劇場未公開B級モンスターパニックアクションです。
ニック(ダン・ユーイング)は弟トリスタン(ティム・ポコック)の知らせで祖父が死んだことを知らされ、10年振りに実家に帰ってきます。土地をアボリジニに譲り渡すのが祖父の遺言でしたが、不動産業者が土地の買収を計画。トリスタンは不動産業者に土地を売ろうと考えますが、ニックは反対し……
兄弟の痴話話がダラダラと続き、パーティーに集まった連中が襲われて怪物の全貌がわかるのが113分の映画で80分過ぎてから。でもって現れたのはチーピーな特撮によるショボイ怪物。不動産業者の一味が怪物を捕まえて金儲けしようとしますが全滅。ニックと一緒に怪物退治に乗りだすのがブーメランを持っただけのアボリジニの爺さん。ラストも何じゃコリャで、最低映画でした。ちなみにビラボンは怪物の名前でなく、アボリジニの言葉でビラは小川、ボンは死を意味するとのこと。怪物の名はバニヤップで〜す。