原作期待で

nostalji2018-09-26

録画していた『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』(2017年/監督:アンディ・ムスキエティ)を観る。スティーヴン・キングのベストセラー小説を映画化したホラーです。
1988年のデリーの町、内気な少年ビル(ジェイデン・リーバハー)の弟が消息不明になり、自分を責めるビルは得たいの知れない“それ”を目撃し、その存在に恐怖を感じます。日頃不良少年にいじめられているビルと仲良しの少年たちも“それ”を感じており、彼らが弱気を見せる時、“それ”は現れるのね。ビルとその秘密を共有する仲間たちは、“それ”に立ち向かうことを決意しますが……
6人の少年と1人の少女の友情と成長の物語をホラーで味付けした作品。恐怖の対象は、子供たちのトラウマを利用して襲い掛かって来る怖ろしいピエロのペニーワイズで、大人たちにはその姿は見えません。何故か27年周期で現れて、事故や災害に見せかけて少年少女を捕食するんですな。ホラー映画らしいショッキング演出を随所に見せ、退屈はしません。原作では、27年前の少年時代と大人になった現在とが並行して描かれているようですが、この作品は少年時代だけね。大人となった7人がペニーワイズと戦う続編が作られるようで〜す。