昨日に続き

nostalji2019-01-03

NHK4Kチャンネルで、『家康、江戸を建てる(後編:金貨の町)』を観る。江戸の町の経済発展のために家康に命じられて小判を作る男の物語です。
京で大判作りをしている後藤家の職人・橋本庄三郎(柄本佑)は、江戸を大阪以上の経済都市にするために全国に流通する小判の製造を計画している徳川家康市村正親)にその腕を見込まれます。当時金貨作りは後藤家にしか許されておらず、当主の後藤徳乗(吉田鋼太郎)は、娘・早紀(広瀬アリス)と恋仲となっている庄三郎を引き離すために、早紀との縁談をちらつかせて庄三郎を誰も行きたがらない江戸へ派遣しますが……
本来は貨幣鋳造を軸とした家康と豊臣方(石田三成含む)との経済戦争が主題なのでしょうが、庄三郎と早紀のラブロマンスが中心となったため、“家康、江戸を建てる”のドラマが薄れています。豊臣政権の庇護のもとに横暴に振る舞う後藤家と庄三郎の小判作り対決、豊臣政権下で自由に貨幣鋳造ができない家康の苦悩、そして秀吉の死後の問題などがカットされて、唐突に関ケ原で家康が勝利して、貨幣戦争にも勝利したというラストは何じゃコリャですよ。昨夜の“前編:水を制す”の方が内容的には良かったです。
二日続けて4K映像のドラマを観たのですが、格段に優れた映像かというと、ウ〜ン???