続編なので

録画していた『ドクター・スリープ』(2019年/監督:マイク・フラナガン)を観る。スティーヴン・キングの同名小説(『シャイニング』の続編)を映画化したホラーです。

予知能力やテレパシーという特別な力“シャイニング”を持つダニー(ユアン・マクレガー)は、40年前に雪山の呪われたホテルで父親に殺されかけたというトラウマを抱えて生きています。小さな町で親切なビリー(クリフ・カーティス)と知りあい、ホスピスに勤務。ドクター・スリープと綽名されて、終末期の患者たちから頼りにされる存在になります。そんなある日、シャイニングの力を持つ少女アブラ(カイリ・カラン)からの謎のメッセージを着信。ローズ・ザ・ハット(レベッカ・ファーガソン)率いるトゥルーナットという魔物集団が、シャイニングの力を持つ子供たちを殺してシャイニング精気を奪っていることがわかり……

スタンリー・キューブリックの映画『シャイニング』のエッセンスを活かしながら、つじつまを合わせてスティーヴン・キングの小説と合体。ラストでローズと対決するホテルは映画『シャイニング』の世界で嬉しくなります。ホラー度は低いですが、魔物と戦うヒーロー物として見れば楽しめます。ただ、何百年も生きてきた魔物たちが銃弾であっさり死ぬのはアレレですけどね。

画像は、ユアン・マクレガーとカイリ・カラン。

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