録画していた『オペレーションＺ（全６回）』を一挙観する。ＷＯＷＯＷが制作した真山仁原作の政治経済ドラマです。
大手生保に金融不安が起こり、契約者が解約に殺到。生保は手持ちの国債１兆円を処分することにし、副総理の江島（草刈正雄）が対応して金融ショックを防ぐところから物語は始まります。国民に支持された江島は総理となり、財政改革を計画。日本は１千兆円もの借金を抱えており、江島はデフォルト（財政破綻）への危機感を持っているんですな。それで、財政再建のために財務省の周防（溝端淳平）・中小路（高橋メアリージュン）・根来（堀部圭亮）・土岐（丸山智己）の４人のエリート官僚を召集してオペレーションＺを立ち上げます。歳出半減のためには、社会保障費と地方交付金をゼロにする必要があり……
国債発行残高１千兆円は事実としてありますが、現時点では諸要素によりデフォルトすることはありません。しかし、50兆円の収入に対して100兆円の支出は異常で、将来に禍根を残していることは事実。日本がガタガタになる頃まで私は生きちゃいませんがね。
でもってドラマの方ですが、草刈正雄がカッコ良すぎ。あんな総理大臣がいれば、政治を任せてもいいと思いますよ。デフォルト問題は別として、現在の政治情勢を描いており、ドラマを通して国民がもっと政治に目を向けるようになればいいと私は思っていま～す。
