録画していた『MIFUNE:THE LAST SAMURAI』(2015年/監督:スティーヴン・オカザキ)を観る。世界の三船の魅力を追ったドキュメンタリーです。日本語ナレーションはAKIRA。
サムライ俳優としての三船敏郎に焦点をあて、出演映画を中心に、家族・日本の映画関係者や俳優・海外の著名人たちのインタビューと貴重な映像資料とともに、サムライ映画の歴史もわかるようになっています。『長恨』のような無声映画の名作の断片を見られたことは嬉しかったです。
ハリウッドからみた日本映画の視点なので、インタビューで語るマーティン・スコセッシやスティーブン・スピルバーグの感想が、黒澤明映画での三船になるのは仕方ないですね。インタビューで語っていた、土屋嘉男・加藤武・八千草薫は、今は亡き人。生前に話を聞けたのはよかったです。
相手をバカヤロォーと、バサリと一刀両断。それが三船の魅力で~す。