伝説物語ということで

録画していた『グリーン・ナイト』(2021年/監督:デヴィッド・ロウリー)を観る。中世の英雄奇譚「サー・ガウェインと緑の騎士」を映画化したダークファンタジー

クリスマスの日、アーサー王の甥ガウェイン(デーヴ・パテール)は宴にやって来た緑の騎士の挑戦に応じて首を斬り落とします。銀の斧を勝利の証として受け取りますが、緑の騎士は首を拾いあげ、「1年後、緑の礼拝堂で待つ」といって立ち去るんですな。1年後、約束を果たすためにガウェインは旅立ち、途中で戦場漁りの少年、自分の首を探す精霊、一緒に旅するようになるキツネ、緑の礼拝堂の近くに住む城主夫妻と出会い、不思議な体験をします。そして、緑の騎士と会ったガウェインは……

初めて知った英雄譚。死を恐れず、自分に正直に行動すれば運命の神は見捨てないということですかな。夜のシーンが多く、部屋の中も灯がとぼしくて画面が暗く、何をしているのかよく見えません。幻想的なシーン中心で、期待していたアクションシーンもなく、はっきり言って面白さを感じませんでした。好みが分かれる作品で~す。