これで最後と思いながら

録画していたブルース・ウィリス主演の『ザ・ローブ』(2022年/監督:ショーン・パトリック・オライリー)を観る。特殊能力を持つ囚人たちが入獄している刑務所を舞台にしたアクション映画。

パルスと呼ばれる災害が世界を襲い、放射能汚染の影響で特殊能力を持った超人が生まれるようになった近未来。超人犯罪の増加により、政府は超人専用刑務所を設立。所長のデブリン(マイケル・ルーカ)は独善的な男で、囚人はナリーという装置によって特殊能力を無効化されています。そんな中、復讐のために超人ギャングを50人以上殺したペイバック(ダン・ペイン)と、“共感”の能力を持つディエゴ(ブレナン・メヒア)が入獄。ディエゴは特別な独房に収容されている超人ザ・ローブ(ブルース・ウィリス)の存在を知ります。厳重に封じられたザ・ローブの能力とは……

人気グラフィックノベルの映画化とのこと。近未来の設定ですが、全く感じられません。ペイバックと敵対する囚人との闘い、囚人と刑務官の対立が中心で、ブルース・ウィリスは独房で座っているだけ。それでも、刑務所長との対立などで思っていた以上に出番があり、謎の能力はラストで見せてくれま~す。