録画していた『クーダ 殺し屋の流儀』(2022年/監督:リチャード・ヒューズ)を観る。アントニオ・バンデラス主演のB級犯罪アクション。
ストリートファイトで日銭を稼いでいた青年ストレイ(モージャン・アリア)がマイアミの犯罪組織に加入。ボスのエステル(ケイト・ボスワース)に命じられたベテラン殺し屋クーダ(アントニオ・バンデラス)がストレイに汚れ仕事を教え込むことになります。娘との迂遠な関係に悩んでいたクーダは、15歳の家出少女ビリー(ゾリー・グリッグス)と知りあい、面倒を見ますが何者かがビリーを誘拐。エステルが事件の黒幕で、
誘拐した少女たちに強制売春をさせていることを知ります。ストレイも組織の仕事に嫌気がさし、クーダと一緒に反旗を翻して少女たちを救おうと決意して……
主人公と若者との師弟関係、主人公と娘の関係、そして主人公が父親的感情を持つ家出娘との関係が前半を占め、後半になってアクション展開。アクションはどちらかというと控え気味。バンデラスにはスーパー親父ぶりを見せて欲しかったで~す。