スター!とマスター・アンド・コマンダー

nostalji2005-04-30

録画していた『スター!』と『マスター・アンド・コマンダー』を観る。3時間と2時間半。ぶっ続けで観ると流石にキツイで〜す。
『スター!』(1968年/監督:ロバート・ワイズ)は、ロンドンとニューヨークで華麗に活躍した舞台女優ガートルード・ローレンスの半生を描いたミュージカル。3時間の長尺をジュリー・アンドリュース一人で持たすには無理がありましたね。ガートルードの舞台を再現していたといっても、私は彼女を知らないので長ったらしく退屈なだけでした。記録映画風にセピア色で彼女のターニング・ポイント・シーンを表現したりして、演出には工夫が見られましたけど……
マスター・アンド・コマンダー』(2003年/ピーター・ウィアー)は、本格的な海洋アドベンチャーで、期待していた以上に良い出来ばえです。女性が登場しないというだけでなく、男の生き方を描いた男の映画です。見習い士官として3人の少年が登場しますが、その行動のたくましさに感動しましたよ。ラッセル・クロウポール・ベタニーとの友情の描き方も良し。続編を期待させる終わり方になっていますが、興行的にコケたそうですから期待できませんかね。