昭和こども新聞

nostalji2006-03-09

救急車搬送がパンク寸前とのこと。総務省消防庁によると全国の救急車の出動件数は、2004年は502万件、搬送人数は474万人で10年前と比べると1.6倍に増えているそうです。それに対して救急隊の数は増えておらず、現場到着時間が遅くなっています。急速な高齢化で、ますます需要が大きくなるというのに、お役所の対策は常に後手に回っていますよねェ。
止血状態のチェックのため、大学病院へ。検査の結果、どこにも異常はありませんでした。帰りのバスの便が悪かったので、大宮まで行って、“ブックオフ”で西部劇マンガ『ベル☆スタア強盗団(全3巻)』と、“ジュンク堂”で『昭和こども新聞』を購入。
昭和こども新聞編纂委員会:編の『昭和こども新聞』(日本文芸社:2006年1月25日第2刷発行)は、アニメ、特撮、プロレスをメインに1963年から1978年までの“こども文化”を新聞形式で紹介したものです。年代的には団塊の世代より5〜6年後の世代の人が、当時を懐かしく想い出す紙面作りになっています。おそらく編集メンバーに団塊の世代がいなかったのでしょう。8桁の加減乗除計算のできる電卓がシャープより発売され、価格が99800円で大卒初任給の3ヶ月分だったことを、1969年の瑣末記事の中に見つけました。私の記憶では、5年後の74年には大卒初任給1ヶ月分の5万円をきった値段にまで下がりましたが、それでも当時は高級品。現在のような格安の景品に成り下がるなんて考えられませんでしたね。