『この首一万石』の現代性

nostalji2006-05-07

連休も本日で終わり。といっても、毎日が日曜日の私には関係ないですけどね。昨日・今日とマンション内の色々な場所(玄関・児童公園等)で、孫連れの住人を多く見かけました。その内の一人と話したのですが、「連休の初めに旅行に行って、金がなくなったものだから、娘が孫を連れて遊びに来てるんだよ。うちにくれば、三食子守付きだからね。おまけに帰るときは土産までもらえる」とのこと。以前のように次男夫婦が都内に住んでいれば、孫を連れてやってくるんだろうなァ。遠くに居てくれて、よかった、よかった。
録画していた『この首一万石』(1963年・東映/監督:伊藤大輔)を観る。伊藤大輔監督の“下郎三部作”のひとつで、『下郎の首』が仇討にまつわる封建制度の矛盾がテーマであったのに対して、この作品は階級差別がテーマとなっています。これは、現代社会にも通じるテーマで、伊藤大輔監督の世相を見つめる眼の凄さを感じました。画像は、『この首一万石』の大川橋蔵
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