原作は同じ

nostalji2006-03-20

録画していた『紅顔の密使』と、それに関連してマカロニDVDの『さいはての用心棒』を観る。何が関連しているかというと、どちらも原案はジュール・ヴェルヌの冒険小説『皇帝密使』なんですよ。時代は1870年のロシア。近衛大佐の陰謀によりシベリアでダッタン人の反乱が起こり、その土地で生まれ育って地の利を知っている近衛大尉のミハイル・ストロゴフが皇帝の密使としてイルクーツク守備隊に派遣されるんですな。途中で父を尋ねてシベリアへ向かう娘と一緒になったり、敵方に捕まって眼を焼かれるという拷問を受けたりするんですが、イルクーツクにたどり着き、ダッタン人の反乱を防ぐという物語です。それが、時代劇と西部劇に翻案されると、どうなるか……
HP:西部劇シネマ館の「マカロニ作品集」⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/msaku2/makka4.htm
と、HP:チャンバラワールドの「橋蔵のチャンバラ映画」に追加アップ⇒http://www.asahi-net.or.jp/~uy7k-ymst/star2/hasizo2.htm
画像は、『紅顔の密使』の故里やよい。反乱軍の衣装が時代劇には不似合いな無国籍ファッションになっています。原作を意識したのかなァ。