またまたスコット西部劇

nostalji2006-07-16

ランドルフ・スコットの西部劇DVD『サンタフェ』(1951年/監督:アービング・ピシェル)を観る。鉄道建設に情熱を傾ける兄(ランドルフ・スコット)と、金儲けのために悪事に加担していく弟たちとの葛藤を描いた作品です。結局、弟たちは全員死に、主人公だけが生き残るというのは、後味のいいものではありませんね。インディアンとの折衝、ライバル鉄道会社との競争も盛り込んでいますが、全体的に厚みがなく、アッサリしたものになっています。同じような格闘シーンばかり、アクションも今イチ。演出力の不足ですなァ。
知床半島が、観光客が急増して荒れ地が拡大しているそうな。日本の場合、世界自然遺産に登録されて自然が守られるはずがないですよ。生態系保護より、お金優先の行政ですからね。自然を守るのであれば、観光客が来ないようにすることです。日本のように狭いエリアを世界自然遺産にするのは無理があると思うなァ。観光客がゾロゾロおしかけたら、秘境が秘境でなくなるよォ。