あらためてスコット西部劇

nostalji2006-07-17

ランドルフ・スコットの西部劇DVDボックスには、もう1本『ネバダ決死隊』があるのですが、輸入ビデオで既に観ている(2005年10月3日)のでパスして、定年後の楽しみに録画保存していたスコット西部劇『勇者の汚名』(1954年/監督:アンドレ・ド・トス)を観る。住民に信用されない主人公が、襲ってくる強盗団とどうやって戦うかというプロットは面白いのですが、主人公も悪党もマヌケな行動で目がテンになります。町に戻ってからの展開が、住民個々のキャラクターに時間を割くあまり間延びがしていますね。保安官捕のウエイン・モリスの時間稼ぎが見られる程度で、ヒロインのジョーン・ウエルドンなんて居ても居なくてもいいような存在。ラストの決闘シーンも弾丸をこめる時間があるくらいモタモタしているので、カッコよく決まらないんですよ。アンドレ・ド・トスはアクション・シーンの演出が下手だなァ。画像は、『勇者の汚名』のパンフ。
7章を削除し、国連で北朝鮮非難決議が採択された。北朝鮮はミサイル発射を今後も続けると表明しましたが、たぶん続けるでしょうね。北朝鮮の状況は、太平洋戦争前の日本の状況に似ているような気がしますね。金正日に軍部を押さえつける力が弱まっているんじゃないかな。常識的に考えれば得でないことがわかっていても、軍人というのは力の過信と精神力で戦争を起こしますからねェ。国際的テロ組織との宗教的結びつきがないので、日本国内での自爆テロは発生しないでしょうが……