定価なら

nostalji2008-01-10

石油温風ヒーターを買うため大宮へ。消臭機能が悪くなったので、わけもわからずに分解掃除をしたら壊れてしまいました。ファンがどこかにぶつかるらしく、異常音が発生するんですよ。「直すより壊す方が多い」とカミさんは言うけど、機械オンチの私に「直せ、直せ」とせっついたのは誰だァ。
大宮まで出たついでに馴染みの古本屋に立ち寄り、定価と同じだった『甦る名優たち/松竹編』(1500円)と『キネマ旬報(昭和40年正月号)』(250円)を購入。神田の映画専門古書店だったら倍以上の値段がついているものなので、お買い得でした。櫂書房のスチール本“甦る名優たち”シリーズは、各社の傍役まで網羅しているので全巻揃えるつもりです。残るは、東宝編と日活編。『キネマ旬報(昭和40年正月号)』からは、米国興行者の選んだドル箱スターのベスト・テンを紹介しましょう。1位ドリス・デイ、2位ジョン・ウェイン、3位ロック・ハドソン、4位ジャック・レモン、5位ケーリー・グラント、6位エリザベス・テイラー、7位エルビス・プレスリー、8位サンドラ・デイ、9位ポール・ニューマン、10位ジェリー・ルイスとなっています。日本だとオードリー・ヘップバーンが1位になると思うのですが、選外とはね。画像は『キネマ旬報』表紙のエリカ・ベーア。ドイツの女優らしいのですが、私の知らない女優で〜す。
草思社民事再生法の適用を申請。背景には出版不況があるみたいですね。出版ニュース社によると、2006年の書籍の実売金額は1兆円で、1996年と比較すると900億円減少しているとのこと。返品率も40%と、出版しても売れない状況が続いています。読書数はそれほど減っていないと思うのですが、新刊を買う人が少なくなっているのでしょうね。私自身がそうだから……