期待通りの映画

nostalji2008-06-02

録画していた『女左膳・濡れ燕片手斬り』(1969年・大映/監督:安田公義)を観る。片眼片腕の怪剣士・丹下左膳の女性版です。登場キャラは丹下左膳の原案通り。主人公が女なので、左膳を慕う櫛巻きお藤は登場しませんけどね。子供の頃、お刀好きの殿様(小池朝雄)のために父親を殺され、その時巻き添となって片眼片腕となった主人公(安田道代)が剣の腕を磨き、虚無的な生活を送っているんですな。権力をかさにきるエロ坊主(沢村宗之助)から逃げてきた娘を助けたことから事件に巻き込まれ、あとはチャンチャンバラバラ。ロングでの立ち回りはスタンドインですが、これが結構迫力あるチャンバラを見せてくれます。戦前に丹下左膳が大ヒットし、ゲテモノ左膳として女左膳が作られたのですが、これはそのリメイクだと思います。ヘタな人情場面を入れずにチャンバラに徹しているので、最後まで楽しむことができます。“女だてらに世をすねて、虫が好かなきゃぶった斬る! 白の着流し返り血あびて、見えぬ片目が不気味に笑う”
PS2で『信長の野望・革新』をプレイ。1577年8月に織田家を滅ぼし、近畿と中部を制圧しました。最高レベルの炸裂弾を獲得し、兵器の技術アップを終了。